top of page

詩のワークショップ

数回、できれば十回くらいにわたって、詩のことを書いてみよう。

おそらくはだれのためでもなく、おそらくはぼく自身のために、「詩作品の構造」ということについて、考えたり、メモをとったりしよう。

ぼくの「詩作品入門」と書いたのは、その意味なので、つまり「ぼくが手引きする入門」でもなければ、「私説現代詩概論」というのでもない。

この連載を通じて入門しようとしているのは、ぼく自身なのである。

入沢康夫著『詩の構造についての覚書 –ぼくの詩作品入門』より

「詩」はおしえるものでなければ、おそわるものでもなく、すべての生きもののなかに、あらかじめ生えています。

 

その、「詩」の芽(目)を大切にそだてるひとが、詩人です。

 

年齢も国籍も性別も、あらゆる分別が無効であり、「詩」はひとしく、わたしたちとともに在ります。

 

水を遣り、声をかけ、ていねいに見つめながら、言葉と向かいあうとき。

 

一人ひとり、いっしょに、「詩」について話しましょう。

現代詩 詩作 ワークショップ 連詩 東京 藤原 書肆山田 るしおる 現代詩手帖 資生堂花椿賞 大阪芸大 季村敏夫

※2018年度より月2回・土曜日クラスと日曜日クラスと開講中です!

詳しくは「学園坂プレス」のHPをご覧下さい!

https://www.gakuenzaka-press.com/poetry

詩のワークショップ 概要 

​2016年度終了しました!

月2回 隔週土曜日 

※開講時間・曜日は変更になる場合があります。

※ワークショップは下記のように二部構成で進行し、AとBを交互に開催します。

A.「詩をかんがえる」

テキスト『詩の構造についての覚書ーぼくの<詩作品>入門』(入沢康夫著)を通読。詩についてのディスカッション。

B.「詩をつくる」

参加者全員でおこなう連詩。合評会。

通年のワークショップを経て、完成後、小冊子を発行予定。

講師

藤原安紀子

1974年京都府生まれ。大阪芸術大学卒。大学で写真を学ぶかたわら、詩に興味を持ち、卒業後詩作をはじめる。2002年、第40回現代詩手帖賞受賞。2005年に第一詩集『音づれる聲』を上梓、第16回歴程新鋭賞受賞。2007年『フォ ト ン』を発表。2013年『ア ナザ ミミクリ an other mimicry』にて第31回現代詩花椿賞を受賞。同人誌『canalis』責任編集。https://www.facebook.com/canalis2007

明治大学理工学部 管啓次郎 現代詩 ワークショップ 連詩 藤原安紀子 三角みづ紀 暁方ミセイ 最果タヒ 吉増剛造 谷川俊太郎 朗読 イベント 平田俊子 山田うん 中村和恵 吉原幸子 入沢康夫
bottom of page