6/11は13:30より「児童養護施設ってどんなところ?」と題し、資料なども参考にしながら児童養護施設の現状を広く知って頂くためのトークイベントを開催します。ゲストトーカーは二葉むさしが丘学園の竹村雅裕さんです。
児童養護施設とは聞き慣れない言葉かもしれません。全国に約600ヵ所の児童養護施設がありますが、昔はいわゆる孤児院と呼ばれていました。戦災・病死などが減少した現代では親がいないという意味での「孤児」は稀になり、ゆえに孤児院の名称は消滅。現代では虐待・DVが理由で一緒に暮らすことができない、というケースがかなり多いようです。
乳児から20歳ほどまでの児童が、ひとつの施設につき平均50人ほど在所し、全国で約3万人の児童が暮らしている、という児童養護施設。タイガーマスク運動などで一部にはよく知られている反面、閉鎖的にならざるを得ない様々な事情を常に抱えてもおり、多くの課題があり、また多様な意見もあり、将来的な展望は一筋縄では行かないようです。
ゲストの竹村さんは二葉むさしが丘学園の自立支援コーディネーター・地域連携担当として、児童との関わりの他、施設が地域に開かれていくための様々な尽力をされている方です。施設内のことはもちろん、いわば施設外へのアウトリーチも常に意識されている貴重な存在。どのようなお話になるのか、今から楽しみです。
なおこのイベントは入場無料ですので、お気軽にご参加ください。当日の会場の準備の都合がありますので、事前予約制とさせていただいております。お問い合わせ・ご予約はこちらまで。
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