6/10は第2回目の詩のワークショップが行われました。参加者は8名。お休みの方がやや多かったのですが、初めての方のご参加もありました。
講師の藤原安紀子さんから、今月の詩として発表されたのはポーランドの詩人・W.シンボルスカ(1923~2012)です。「詩の好きな人もいる」「眺めと分かれ」「時代の子ども」「可能性」などが紹介されました。「詩とはいったいなんだろう〜分からないことが命綱であるかのように」というフレーズが印象的です。
発表者は4名、欠席でペーパーだけの発表2名、合計6名の方の詩が朗読されました。短いもので6行ほど、長いもので30行ほどの生まれたての作品。カラッとしたものから内省的なもの・どこかしらロックっぽいなどなど、それぞれの方がそれぞれのやり方で詩を紡いでいます。そう、詩作とはそれぞれの仕方の、言葉の編み物のようなものなのかもしれません。あんな色・こんな色・模様・パターン・リズム・・・・。
次回のテーマは「境界」。具体的なようでいて抽象的でもあり、またさらなる展開が期待されます。詩のワークショップはやや混み合ってきましたが、若干名のご参加を受付中です。詳しくは学園坂プレス・詩のワークショップをご覧下さい。
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