女性作曲家ガイド・講座第2回目が11/2(木)19時より行われます。前回、大勢の方にご参加頂きました。引き続き、ご参加お待ちしております。準備の都合がありますので、予約を頂けますと助かります。詳細はHPをご覧ください。
以下はホームページに寄せられた小林緑さんの文章です。
「女に作曲はできない!? 今なお、こんな迷信がまかり通っています。
文化・芸術の諸分野でも、自然・生活に即した場面でも、女の活躍は自明なのに、クラシック音楽界の呆れた男世界ぶり―テレビに映るこの国の政治状況と瓜二つです。 しかしこれはあくまで「歴史修正主義」の結果で、実は女性の音楽創造は古今東西、連綿とつながっていました。
本講座では女性作曲家のコンサート実践の経験を踏まえ、生々しい社会の現実に抗った女性たちの作品に触れつつ、性差別打破を目指します。」
歴史修正主義とは、おぞましくも、歴史を都合の良いように書き換えようとする立場や考え方です。100%中立の立場などあり得ないのかもしれませんが、少なくとも性差・ジェンダーの偏りは、慎重に点検されるべきことと思います。ヨーロッパ音楽の分野では、あからさまな性の偏重が長年続いてきましたし、いまなお強く残っていると言われます。
この講座では、こんな曲があったのか!と手を打つような未知の音楽を聞きながら、ジェンダーのあり方についてじっくりと考えていきます。ご参加される方からの意見や議論もわいわいがやがやとやりながら進行します。是非ご参加くださいませ!
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